バーチャルレストランは稼げるの?

近年、コロナ禍をきっかけに急速に広まった「ゴーストレストラン」や「バーチャルレストラン」。
店舗を持たず、キッチンだけでデリバリー販売に特化するこのビジネスモデルは、一見すると低リスクで高収益に見えます。
でも実際に**「稼げるのか?」**というと、答えは
👉 **「うまくやれば稼げる。ただし難易度は高い」**です。
今回は、リアルな現場感も交えて詳しく解説していきます!
そもそも、ゴーストレストランとは?
ゴーストレストラン(バーチャルレストランとも呼ばれる)とは、
実店舗の客席を持たず、Uber Eatsや出前館などデリバリー専用で営業するレストランのことです。
- 家賃が安い(店舗スペースが不要)
- 人件費を抑えられる
- 多ブランド展開ができる(同じ厨房で複数業態を運営可能)
こんなメリットがあり、「新しい飲食店の形」として注目されています。
✅ うまくいくパターン
- 立地が良い(デリバリー圏内に人が多い、住宅地やオフィス街)
- デリバリー向きの商品設計(冷めても美味しい、運びやすい)
- Uber Eatsや出前館など複数プラットフォームに同時出店
- 広告やクーポンを上手く使う(初回割引とか)
- ブランドを複数運営している(同じキッチンでカレー、ハンバーガー、唐揚げ、全部やる感じ)
→ こうすると、月に100万~300万円売上も現実的。
ただしここから手数料(30~40%)+材料費+人件費+賃料が引かれます。
⚠️ 失敗しやすいポイント
- 出店エリアが弱い(注文がそもそも少ない)
- メニューが微妙(リピートされない)
- 運営コストを甘く見積もる(利益が全然残らない)
- 注文管理がぐちゃぐちゃになってオペレーション破綻
項目 | 金額(月間) |
---|---|
売上 | 200万円 |
プラットフォーム手数料(35%) | ▲70万円 |
食材・容器コスト(30%) | ▲60万円 |
人件費・光熱費 | ▲30万円 |
広告・その他 | ▲10万円 |
純利益 | 30万円 |
つまり、売上が大きくても手取りは意外と少ないんです。
ここを見誤ると、「あれ?頑張ってるのにお金が残らない!」ってなります
ゴーストレストランで成功するためのポイント
- 立地選びが命
- 商品力を磨く(リピートされる美味しさ&見た目)
- シンプルなオペレーション設計
- 広告やキャンペーンをうまく使う
- 利益管理を徹底する
この5つができて初めて、「稼げるゴーストレストラン」が作れます。
実際にubereatsを導入した利益
実際に私が導入して半年間経ちましたので、どのくらいの利益を得られたのかをご紹介致します。
私がデリバリー店舗として経営しているのは2つあります。
1店舗目 月112500
2店舗目 月225000
でした。これは半年経ってからの月収金額です。
半年まではほとんど右肩上がりで利益が上がっていっていました。
梅雨の時期や、暑い時期はそれなりに上がる事が多かったです。
他の記事で詳細を上げたいと思いますので、詳細はこちらから。
30万の利益が上がりますので、人件費にもなります。
忙しい時は2人でギリギリ回せるます。
ubereats導入した結果を公開!!
私はデリバリー店舗を二つ経営しています。
その2つのオープンから半年の売れ行きを公開したいと思います。
利益
1つ目 | 海鮮系 |
---|---|
4月 | 52003 |
5月 | 81485 |
6月 | 72611 |
7月 | 101645 |
8月 | 89800 |
9月 | 107816 |
2つ目 | 肉系 |
---|---|
4月 | 69873 |
5月 | 82452 |
6月 | 57326 |
7月 | 80479 |
8月 | 113838 |
9月 | 107619 |
10月 | 184144 |
食材費
月々10000~30000
雑費
月々5000~8000
といった感じです。
重要なのは何が売れるかをしっかり把握することが大事です。
広告の仕方と、飽きられない物を作るより定番となるメニューを
持つのが大事だと言う所につきます。
まとめ:「甘くないけど、ちゃんとやれば稼げる!」
ゴーストレストランは確かに新しいチャンスです。
ただし、普通の飲食店以上にマーケティング力・オペレーション力・数字管理力が問われます。
「デリバリー需要が伸びてるから楽勝でしょ」
と軽い気持ちで始めると痛い目を見るかも。
逆に、
小さく始めて改善し続けるスタイルを取れる人には、
かなり面白いビジネスチャンスになるでしょう。
まずは人件費などはかけずに営業してくのが大事だと思います。
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