自宅フードデリバリーの収益モデルとは?
■ 基本構造:
売上 = 注文単価 × 注文数
利益 = 売上 − 原価 − 手数料 − その他経費
では、項目ごとに詳しく見ていきましょう。
✅ 1. 売上の構成
例:1日の注文が10件、1注文あたりの単価が1,200円の場合
→ 売上:1,200円 × 10件 = 12,000円/日
→ 月25日稼働したら:12,000円 × 25日 = 300,000円/月
✅ 2. 原価(食材費など)
飲食業では原価率は大体30〜35%が目安です。
例:売上12,000円 × 原価率35% = 4,200円/日
✅ 3. デリバリープラットフォームの手数料
Uber Eatsなどでは売上の30〜35%前後が手数料として差し引かれます。
→ 12,000円 × 35% = 4,200円
✅ 4. その他経費
- 包装資材(1食あたり50〜100円程度 × 注文数)
- 光熱費(ガス・水道・電気など)
- 保険(賠償責任保険など 月額1,000〜2,000円)
- 消耗品(手袋、洗剤など)
→ 合計:おおよそ 1,000〜1,500円/日
✅ 5. 1日の粗利計算(例)
項目 | 金額 |
---|---|
売上 | 12,000円 |
食材原価 | -4,200円 |
手数料 | -4,200円 |
その他経費 | -1,200円 |
粗利 | 2,400円/日 |
✅ 6. 月収の目安(25日稼働)
2,400円 × 25日 = 60,000円/月
✅ 収益アップのコツ
- 注文単価を上げる工夫:セット販売やサイドメニュー追加
- 固定ファンをつける:味とサービスのクオリティを安定させる
- 配達エリアの最適化:配達効率を上げる(交通費や時間の節約)
- 自社デリバリー導入:アプリの手数料をカットできる場合も
まとめ
月収6〜10万円くらいが、初期段階でよくある現実的なラインです。ただ、人気メニューや口コミが広がると月20〜30万円以上を狙う人も実際にいます!
「副業レベル」でスタートして「本業化」する人も多いので、最初は小さく試して、数字を見ながら徐々にスケールさせていくのがおすすめです。
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